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ウッドベース/コントラバスの素材〜木の種類のお話

黒檀(エボニー)、ローズウッド、柘植(ツゲ/ボックスウッド)


黒檀(エボニー)※写真右下→

ローズウッド※写真上→

柘植(ツゲ/ボックスウッド)※写真左下→


■黒檀(エボニー)

 

非常に硬く耐久性にも優れているため、コントラバス楽器本体や弓の各パーツ(指板、テールピース等)素材として大変人気があります。
同じ黒檀扱いでも、材料の品質(硬度や黒色の深さ等)によって大きく価格が変わります。
一般的に漆黒で硬い素材程高価で、色ムラのある素材や硬度の低い素材、縞黒檀と呼ばれる縞模様の入った素材などは、やや価格が下がる傾向にあります。
完全に乾燥させても水に沈む程重たいです。

◇以下、wikipediaより引用
・Diospyros ebenum - 通称、セイロン・エボニー、イースト・インディアン・エボニー、本黒檀。
インドやスリランカ原産。
エボニーでは最高級とされる。
・Diospyros celebica - 通称、マカッサル・エボニー(日本国内ではカリマンタン・エボニーと称されることもある)、縞黒檀。
インドネシア原産のエボニー。
縞杢と呼ばれる特徴的な縞模様の木目を有している。

参考ページ→wikipedia黒檀ページ
参考ページ→木材博物館さん黒檀ページ

現状市場に出回っている黒檀表記の商品でも、エボニーステインと呼ばれる黒い染料で染められている場合が非常に多くあります。(染色→エボナイズ/ebonized)
私も楽器問屋さん内で高価な黒檀指板と、塗り指板と呼ばれるエボナイズされた指板を並べて確認した事がありますが、正直見分ける事は出来ませんでした。
楽器問屋の担当者さん達も型番を見なければ見分けがつかないようでしたので、一般の方が綺麗にエボナイズされた商品を見分けるのはかなり難しいと思われます。
ちなみに古くなって色の剥げてきた指板をご自宅でエボナイズする場合、エボニーステインが手に入りにくいようでしたら市販の白髪染めでも代用可能です。
もちろん当店では、お問合せいただけましたらエボニーステインも販売可能です。(レギュラーで掲載しておらず申し訳ありません。)



■ローズウッド

 

アコースティックギターの素材(ボディ、指板、ブリッジ等)としても非常に人気のある素材です。
硬度と耐久性を兼ね備えているため、コントラバスのパーツとしてもしばしば使用されています。
しかしながら、2017年にサイテスU(ワシントン条約)に登録されてしまったため、今後は流通量の低下や価格高騰が懸念されます。
完全に乾燥させた素材の場合、水よりも若干軽めの比重になります。

参考ページ→wikipediaローズウッドページ
参考ページ→木材博物館さんローズウッドページ

余談ですが、ローズウッドはマメ科の植物です。
弓の高級素材として知られるペルナンブーコ材(ブラジルボク)もマメ科です。
マメ科植物は楽器素材としての相性が良いようですね。



■柘植(ツゲ/ボックスウッド)

 

日本でも古くから家具や細工物の材料(印鑑、将棋の駒、そろばんの珠等)で使用されている素材です。
伝統工芸品としてのツゲ細工を目にする機会も多いかと思います。
一般にコントラバスで使用されているツゲ材は、ヨーロッパ産の西洋ツゲが多いようです。
柘植材は高級品の場合、本黒檀よりも更に高い値段で取引される場合もしばしばあります。
水よりも若干軽め〜ほぼ同じ位の比重です。

参考ページ→wikipediaつげページ
参考ページ→木材博物館さんツゲページ


オリエンテコントラバス販売ページ→
杉藤楽弓販売ページ→


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